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お知らせ

プラチナと金がなぜジュエリーに使われるのか

宝石店で販売されているジュエリーのほとんどが、プラチナ製かゴールド製です。
たまにシルバーも販売している宝石店もありますが、多くの宝石店では、
スーパーブランド品以外はアクセサリーとしての扱いをしているようです。

では、なぜプラチナやゴールドばかりがジュエリーの材料として使用されているか?
それには、プラチナとゴールドが他の金属とは違う3つの特徴があるからなのです。



【3つの特徴とは・・・・】

(1)化学的に安定している

酸化や硫化など化学変化を起こしにくい → 年数を経ても色が変わったりしない

◆耐食性に優れる・・・鉄などのように錆びたりしない
◆金属疲労に強い・・・針金のように折れたりしにくく、伸びる

豆知識・・・化学変化を起こさないということは=体に影響を与えないということなので
      歯の治療で入れ歯に使われたり、手術道具(メスやピンセットなど)に
      採用されたりしているのです。



(2)色が美しい

天然の色合いが鉄などとは違いキレイ→金色やプラチナ色

◆宝石の条件と同じで、みんなが見てキレイと思わないとダメ
◆キレイな宝石を飾る素材はやはりキレイでないとダメ



(3)稀少

産出量が少なく高価

◆あちらこちらで大量に採れるものでは、ダメ

豆知識・・・世界で一番プラチナを消費しているの実は日本です。
      産出されたプラチナの大半を日本が消費しているのです。
      その消費のほとんどが工業製品(主に自動車など)に使用され、
      宝飾品に使用されるのは全体のわずかでしかありません。




以上の3つがプラチナとゴールドの特徴ですが、よく見ると宝石の条件にも
よく似ていることがわかります。

つまり、ジュエリーにとって、美しさ・稀少性・耐久性(化学的に安定)の3つの条件は
欠かせないものなんですね!



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