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お知らせ

プラチナ価格上昇中、13年前の約3.7倍に!

13年前の1997年、私が宝石メーカーに入社した当時のプラチナの価格は
1gあたり約1500円前後でした。

それが、2010年4月末現在は1g約5500円前後となっていますので、
13年間で約3.7倍に跳ね上がったことになります。

その大きな要因は、技術の進歩とともにプラチナの用途がジュエリーだけでなく、
プラチナの特性を生かして工業製品の材料として扱われ始めたことです。

【工業用途】
  ・自動車の排気ガス用浄化触媒
    現在では当たり前のように自動車の排気ガスを浄化する触媒として
    使われており、自動車業界の景気の良し悪しで、プラチナの価格が
    上下するまでとなっています。
    近年の中国の目覚ましい発展における自転車社会から自動車社会への
    移行によりますます影響を受けているのが現状です。

  ・医療のペースメーカーや手術道具
    プラチナは、アレルギー性が低く体内に入っても化学変化をおこしにくい
    性質をもっているので、心臓のペースメーカーや手術で使用する
    メス・ピンセットなどに使われています。

  ・その他
    化学変化を起こしにくい性質を利用し、携帯電話・燃料電池・ハードディスクなどの
    精密機械に組み込まれています。
    近年は、都市で不要となった家電などの中に含まれるプラチナや金などの
    レアメタルを再活用しようという動きが活発となり、一部ではそういった
    廃棄物を総称して、都市鉱山と呼んでいるようです。
    

一概には言えませんが、プラチナの価格が上昇すると結婚指輪の値段もあがる
可能性がありますので、結婚指輪の購入をお考えの場合は、ブランドやメーカーの
新着情報をきっちりチェックして下さいね!
たまに「「何月何日より価格変更をおこないます」みたいなことが書いてますので・・・。

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