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お知らせ

大切な儀式である結納 【結納金と結納飾り】

最近めっきり減ってしまった結納ですが、 日本の伝統ある儀式であり、現在も少なくは なっていますが、地域によっては必ずおこなわれたりと 無くなることはないと言われています。
そんな、結納について触れてみたいと思います。

 

【結納金と結納飾り】

では、結納金と結納飾りについてみていきましょう。
結納金ていくらくらいなの?や結納飾りって何を用意したらいいの?などを簡単に解説してますので少しでも知って下さいね。



□結納金はいくら位ですか?

⇒全体の約3分の1が100万円程、後は30万円~と色々です。
又、年収の約3分の1とも言われています。
しかし、現在は結納金の金額よりも結納を行う事とその気持ちの方がご両親や親族(特におじいちゃんおばあちゃん)に喜ばているようです。


□結納飾りはどの程度のものを用意するのでしょうか?

⇒通常は、結納金の約1割程度と言われています。
結納金が100万円であれば結納飾りは10万円くらいとなります。
品目は、熨斗(鶴)・末広(亀)・帯地料(松)・柳樽料(竹)・松魚料(梅)・指輪飾・高砂の七品目が一般的です。


□結納飾りってどんなものを用意するのでしょうか?

⇒結納飾りには、熨斗(鶴)・末広(亀)・帯地料(松)・柳樽料(竹)・松魚料(梅)・指輪飾・高砂の7品目と呼ばれるものとそれ以外に用意するものがあります。


・熨斗(のし)=「鶴(つる)」
「のし」と読みます。鮑(あわび)の肉を長く伸ばしたもので、
「長く伸ばし」は延命に通じ、めでたい儀式や武士の出陣、凱旋
などの祝い事には必ずこれが添えられました。
鶴は千年の令を保つを祝うと共に雄雌の卵をふ化成長し、
つがいとなり、そして一羽が死すとも絶対に他の鳥とは
一緒にならない節操を保つものです。
飾る時は、幸せをもって舞い降りてくるようにと願いを込めて
手前に向くように、そしてその幸せを逃がさないように
槌でおさえます。


・末広(すえひろ)=「亀」
「寿恵広」とも書き、末広がり弥栄(いやさか)と発展を祈り、
万事要を一つに願う礼儀作法にも欠くことのできないものです。
亀は、万年の令を保つを祝い、亀の忍耐強さ、努力して這い上がり
幸せをつかむようにという願いを込めて床の間の方に頭を向けて
飾ります。


・帯地料(おびぢりょう)=「松」
結納金の金包(かねづつみ)、小袖料、宝金(ほうきん)、
支度料(金)などを表記する場合もあります。
”何とぞこの金子(きんす)をもって結婚式の式服をご用意下さい”
との意味です。
松は、長寿と健康といつまでも変わらぬ縁と弥栄を祝うものです。


・柳樽料(やなぎだるりょう)=「竹」
柳樽は清酒の古名であり、「家内喜多留(やなぎだる)」とも書き、
家内(嫁)来たるという意味があります。
竹は、節度・潔白・真っすぐな成長を祝うものです。


・松魚料(まつうおりょう)=「梅」
松魚は鰹節(勝男武士とも書く)の別称で松の木の節によく似ている
ところから、松魚=まつうお=待つ夫といわれています。
梅は、忍耐と春に先がけて一番早く花を咲かせ実を結ぶを祝うものです。


・寿留女(するめ)=「寿留芽」
「するめ」と読み、長持ち、保存がきき、不時に備える食材として
永遠不変を象徴し、長生きして我が家に留まっていただく人に
なって下さいと願い、この字をあてたものです。


・子生婦(こんぶ)=「幸運夫」
「こんぶ」と読み、するめ同様、長持ち、保存がきき栄養があり
貴重な海の幸です。


・高砂人形(たかさごにんぎょう)
尉(じょう)は住吉、姥(うば)は高砂の松の精で、夫婦和合の
象徴として婚礼の飾り物に用いられます。
嫁は荷入れの時に記念品としてもっていったりします。
中には雛人形を高砂人形の代わりに飾ることもあるようです。


・友白賀(ともしらが)
「ともしらが」といい、ともに白髪になるまで仲睦まじく幸せに
長い気ができるようにとの願いが込めてられいます。
白髪に似せたものを用意することが多いです。


・目録(もくろく)
結納の品々を明記した結納品の送り状(納品書)のことです。


・家族書(かぞくしょ)
現在いっしょにお住まいの方の名前をすべて書きます。
家族の紹介書みたいなものです。


・親族書(しんぞくしょ)
父方、母方の順に本人よりみた続柄「おじ、おば、兄弟姉妹」の
名前および簡単な住所を書きます。
両家のつきあいが始まりますので、その準備として一族の
紹介を親族書でおこないます。



以上が結納金と結納飾りですが、すべてを用意しなくてはならないわけでありませんので、二人や両親と相談すると良いでしょう。